まず状態を確認する

ガラケーを長期間放置するとバッテリーが膨らむことがあります。膨張バッテリーは内部のガスが原因で、衝撃や加熱で発火する危険があります。安全を最優先しつつ、写真を救う方法を順を追って整理します。

  • 膨張したバッテリーは充電すると発火する可能性が高い
  • 別の同型機の正常なバッテリーを使えば一時的に起動できる
  • 膨張バッテリーは家電量販店や自治体のリサイクル回収を利用する
  • 穴を開けたり水に浸けたりするのは厳禁

状況別の進め方

順番を決めて進めると、必要な確認や判断を漏らしにくくなります。

  1. 電池パックの背面が浮いていないか、たわんでいないかを確認する
  2. 金属ピンセットなどは使わず、樹脂製の道具でゆっくり電池パックを外す
  3. 新しい同型バッテリーがあれば交換し、SDカード経由で写真を救出する
  4. 膨張バッテリーは充電せず、自治体のリサイクル窓口で処分する

膨張レベル別の対応

膨張レベル状態対応
軽度電池パックがわずかに浮くそのまま外して交換可能
中度本体背面カバーが閉まらない慎重に外して即座に廃棄手続き
重度発熱・変色・液漏れあり触らず業者または消防に相談

やってはいけないこと

失敗しやすいポイントを先に知っておくと、後悔しにくくなります。

  • 充電できないからと、無理に分解して内部基板を傷つけてしまう
  • 電池パックが膨張しているのに気づかず、そのまま充電して発熱させてしまう
  • SDカードを抜き差しする時に静電気対策をせず、データを破損させてしまう

依頼前に確認すること

依頼や作業の前に、次のポイントを見直しておくと安心です。

  • メーカーと型番を確認した
  • 電源・電池・画面の現状を整理した
  • SDカードの有無を確認した
  • 依頼か自力かの判断軸を決めた

よくあるご質問

膨張したバッテリーを家庭ゴミに出していいですか?
出してはいけません。家庭ゴミとして処分するとゴミ収集車内で発火事故を起こす可能性があります。家電量販店の回収ボックスや、自治体のリチウム電池回収窓口を利用してください。
膨張バッテリーを冷凍庫で冷やすといいと聞いたのですが?
推奨されません。一時的に膨張が収まったように見えても、結露で内部回路が短絡し発火リスクが高まります。常温で慎重に外し、すぐに処分するのが最も安全です。
膨張バッテリーが装着されたまま業者に送っても大丈夫ですか?
輸送中の発火リスクがあるため、多くの業者は事前に外して別送するよう案内しています。発送前に業者の手順書を必ず確認してください。
新しい同型バッテリーはどこで手に入りますか?
中古品取扱店、オンラインオークション、家電量販店の在庫品などで入手できる場合があります。10年以上前の機種は入手難度が高く、業者の方が在庫を持っていることもあります。
膨張に気づかず充電してしまいました。大丈夫ですか?
発熱や煙が出ていなければ、すぐに充電器から外し屋外で様子を見てください。発熱・変色・異臭がある場合は、金属容器に入れ、人や可燃物から離してから消防に相談してください。

確認しておきたい参考リンク

まずは無料で対応可否を診断

お手元のガラケーの状態を伺い、写真や動画が取り出せる可能性をお伝えします。診断料は対応可能と判断した場合のみ発生します。