まず状態を確認する

水濡れや水没を経験したガラケーは、慌てて電源を入れて回路をショートさせてしまうケースが多く見られます。冷静に対処すれば、数年経った端末でも写真が救える可能性は十分残されています。

  • 水没直後は電源オフのまま、電池パックを外して自然乾燥させる
  • ドライヤーや電子レンジは内部回路を破壊するので使わない
  • SDカードは水没していても乾燥後に読み取れることが多い
  • 数年経過した水没端末でも、内部腐食の度合い次第で復元可能

状況別の進め方

順番を決めて進めると、必要な確認や判断を漏らしにくくなります。

  1. 電源を切ったまま電池パックとSDカードを外す
  2. SDカードを乾いた布で拭き、別の機器で読み取れるか確認する
  3. 本体は布で水分を拭き取り、シリカゲルなどと共に密閉容器で1週間以上乾燥させる
  4. それでも取り出せない場合は、水没専門の対応業者に相談する

水没後の経過時間別の可能性

経過時間自力での可能性業者依頼の推奨度
24時間以内高い通常対応で復元可能
1〜30日腐食進行前なら可能性あり
数年経過低い基板修復対応の業者なら可能

やってはいけないこと

失敗しやすいポイントを先に知っておくと、後悔しにくくなります。

  • 充電できないからと、無理に分解して内部基板を傷つけてしまう
  • 電池パックが膨張しているのに気づかず、そのまま充電して発熱させてしまう
  • SDカードを抜き差しする時に静電気対策をせず、データを破損させてしまう

依頼前に確認すること

依頼や作業の前に、次のポイントを見直しておくと安心です。

  • メーカーと型番を確認した
  • 電源・電池・画面の現状を整理した
  • SDカードの有無を確認した
  • 依頼か自力かの判断軸を決めた

よくあるご質問

お米の中に入れて乾燥させる方法は効果がありますか?
限定的な効果はありますが、デンプンが内部に残る、米粒がスロットに詰まるなどのデメリットもあります。シリカゲル(乾燥剤)の方が安全で確実です。
海水や泥水で水没した場合の違いはありますか?
あります。海水は塩分で腐食が早く進み、泥水は粒子が内部に残ります。これらの場合は通常より早く対応する必要があり、業者依頼の優先度が高まります。
電源を入れてしまった場合は完全に手遅れですか?
ショートして基板が損傷する可能性は高まりますが、メモリチップ自体が無事ならデータは残ります。業者の基板修復対応で取り出せるケースが多くあります。
風呂やトイレに落として数年経った端末でも対応できますか?
状態次第ですが、対応する業者はあります。ただし内部の腐食が進んでいる可能性が高く、診断段階で取り出し不能と判断されることもあります。
SDカードだけ取り出せた場合、本体は処分していいですか?
本体メモリにも写真が残っている可能性があるため、SDカードだけで満足できるか確認してから処分するのがおすすめです。一度処分すると本体メモリの取り出しはできなくなります。

まずは無料で対応可否を診断

お手元のガラケーの状態を伺い、写真や動画が取り出せる可能性をお伝えします。診断料は対応可能と判断した場合のみ発生します。